10系シエンタの“ひーっ”という原チャリみたいなホーン音、気になっている人は多いはず。今回はミツバサンコーワの「Alpha II Compact」に交換してみたら、想像以上にリッチな音になって大満足。取り付けのポイントや注意点も含めて、実際の作業の流れを紹介します。
Contents
- なぜミツバのホーンを選んだのか
- シエンタはシングルホーン問題。配線はどうする?
- 取付前の準備とバンパーの外し方
- 純正ホーンの取り外しと新ホーンの設置位置
- 配線作業と最終チェック
- 交換後の音と満足度
1. なぜミツバのホーンを選んだのか
10系シエンタって、ホーンがシングル仕様なので“ひーっ”という原チャリと同じ音なんですよね。これがどうにも安っぽくて…。
そこで選んだのがミツバサンコーワの 【Alpha II Compact】。本体が薄めで取り付けしやすいし、400Hz+480Hzの和音で鳴ってくれるので、トヨタの上位車種並みの音質が期待できるのが決め手でした。保安基準対応品というのもポイント高し。
さらにミツバならホーンの老舗なので、雨風にさらされるフロントバンパー内に設置しても長持ちするだろうという安心感があります。
2. シエンタはシングルホーン問題。配線はどうする?
シエンタは元々シングルホーンなので、このままだとHi/Loの2つのホーンが鳴りません。
そこでミツバ製の 変換・分岐用配線 をAmazonで調達。純正コネクタにそのまま挿せるので、電気的な作業がめちゃくちゃ楽になります。
ホーンって1個あたり約4A、2個で8Aくらい流れるので、配線は太めの方が安心。
また10系シエンタの場合、車体側のヒューズは10Aのものが使われているので、ホーンリレーは不要と考えました。
そこでミツバの純正変換コードも用意。この中には変換コードが2本入っていますが、分岐ケーブルではないので、プラス側だけ事前に2分岐加工しておきました。

配線加工のイメージ。変換コードをハンダ付けで2分岐にしときます
3. 取付前の準備とバンパーの外し方
ホーンはフロントバンパー内にあるので、まずはバンパー上部を半分だけ外します。
完全に外すとエーミングと呼ばれる、近接センサーの再調整が必要になる可能性があるので、上側半分だけ外すのがポイント。
作業はエンジン・ACCオフで開始。
- フロントグリル上部のネジ2本と左右のピン2本を外す
- バンパー内の近接センサーのコネクタ3ヶ所も外す(ケーブルが短くて突っ張るため)
- タイヤハウス内のピン1本+パチン止め(奥に押すと外れすい)を左右とも外す

フロントグリル上部ネジとコネクタ

ホイールハウス内。上側がパチン止め、下側がピン
ここまでくれば、バンパー上部を手前にゆっくり引くと“バコッ”と外れます。
車体やライトに傷がつく可能性があるので、フェンダーやライト下部は養生テープを貼っておくと安心。
4. 純正ホーンの取り外しと新ホーンの設置位置
バンパー上部に隙間ができても、まだホーンは完全に見えません。
そこでラジエター上部のカバーを外します。これは上から細い工具でつまむとロックが外れるタイプで、全部で7ヶ所ほど。

黄色矢印部がラジオペンチで外す部分
ホーンが見えたら、純正カプラーを外し、ネジ1本で固定されている純正ホーンを取り外します。
問題は 新しいホーンの設置位置。
左側は純正位置にそのまま付けられますが、右側はハイブリッド車特有の“接近音スピーカー”があるためスペースがありません。
そこで付属ステーを使って、純正ホーンの左側に2個並べて設置することにしました。丁度純正のステーの隣にネジ穴があるので共締めです。
この場所はかなり狭いので、バンパーとの干渉を確認しながら位置決めする必要があります。

黄色線がステーの位置
5. 配線作業と最終チェック
配線は事前に2分岐ケーブルを作っておいたので簡単です。
- アースはステー取付部に共締め
- 変換コードは接続後、コルゲートチューブで保護し、結束バンドで固定
接続が終わったら動作確認。問題なければバンパーを元に戻していきます。
タイヤハウス内のパチン止めだけ、砂が噛んでいたのか固めだったので、根気よく戻しました。
6. 交換後の音と満足度
作業完了後、ホーンを鳴らしてみたら…
めちゃくちゃ良い音!
原付みたいな“ひーっ”音から完全に卒業できました。

グリルからチラッと見えるのが、良い!
普段あまり使わない装備とはいえ、音が良くなるだけで満足度がかなり上がります。耐久性も既に1年ほど経過しているけど、一切問題なく動いてます。
さらにフロントグリルの隙間からホーンがチラッと見えるのも、さりげないドレスアップになって良い感じです。




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