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20年選手のリョービ電動ドリルドライバーを改良!マキタバッテリー化で現役復活!

DIY

20年以上使い続けてきた愛用のリョービ電動ドリルドライバー。バッテリーが入手できずやむなくコード付きとして使ってきたのですが、ふと手持ちの「マキタのバッテリー使えるんじゃね?」と思い立ち、改良してみました。結果は……大満足!愛着ある工具が再びコードレスに戻った感動のDIY記録です。

Contents

  1. 長年愛用してきたリョービHP412の悩み
  2. マキタバッテリー流用のアイデアが閃いた瞬間
  3. バッテリーアダプタのフィッティング確認
  4. 本体分解と配線延長作業
  5. アダプタ固定の加工と取り付け
  6. マキタバッテリーで動作テスト!結果は…?
  7. 唯一の欠点と、それでも満足できた理由

1. 長年愛用してきたリョービHP412の悩み

私が20年以上使っているリョービの電動ドリルドライバー「HP412」。当時は最新のコードレスモデルだったのですが、Ni-MHバッテリーは数年でダメになり、また交換用バッテリーの値段がかなり高かったこともあり、仕方なく手元にあった15V 2AのACアダプタを使って“コード付きドリル”として使い続けてきました。

コード付き状態の電動ドリルドライバー

しかし最近は回転ムラやトルク不足も気になるし、何よりもコード付きはやっぱり不便。今更ながら交換用バッテリーも探してみたものの、リョービの12V系バッテリーはあいにく、はるか昔に設計変更がなされたみたいで、互換品も含め似ているけど電極の部分などの形状が異なり、そのままでは使えないことが判明。

そんなこともあり思い切って買い替えようか悩んだものの、長年使ってきた愛着もあって踏ん切りがつかず……。

2. マキタバッテリー流用のアイデアが閃いた瞬間

ある時ふと、「自分、船釣り用の電動リールでもマキタの14.4Vバッテリーを使ってるじゃんか?!」と思い出し、 「これ、Yo工房的に改良すればリョービにも使えるんじゃね?」 と思い立ちました。

マキタの14.4Vのバッテリーは、3.6Vのリチウムイオン電池が4直列で構成されているので、12Vのドリルだと、高電圧すぎるでしょ?と思われた方もいるのでは。確かに定格の電圧の120%になるんだけど、以下の根拠から使えると判断しました。

(1)トリガースイッチにより、モーターには低電圧から負荷がかかる(常にフル電圧が掛かっている訳ではない)

ドリルの回転はトリガースイッチの押し込み具合により、最初は低電圧から印加されていきます。トリガースイッチが可変抵抗になっているんですね。また電動ドリルドライバーはインパクトドライバーとは異なり、常にフルスロットルで使う道具ではないので、最高電圧が掛かるシーンは少ないと考えました。またフルスロットル時は大電流が流れているので、電圧降下も一緒に起きていますしね。

(2)想定される許容電圧はNi-MHとリチウムイオン電池で大きく離れてはいない

元々このドリルの電源はNi-MH電池(1.2V)、10直列の配置でした。使用可能電圧は単セルで 1.0~1.4V 、即ち10直列では 10~14V が使用範囲です。更にこういった外部からの電源が必要な機器は入力電圧に加え ±10~20% ぐらいの余裕を持って設計されているので、この場合 15.4~16.8V ぐらいまではOKとなりますね。一方リチウムイオン電池の使用可能電圧は 3.0~4.1V(4直列だと 12~16.4V)なので、まあ壊れずに使えるかなと。

(3)最悪故障してしまったら買い換えるきっかけになる

まあ20年選手のドリルなので、モーターが故障すれば諦めて買い換える理由になりますよね。

幸いマキタは電動工具の世界では超有名なメーカーなので、電源取り出し用変換アダプタが3rd Partyから売られています。電動リール用に買っていたアダプタが手元にあったので、これを流用することに。

別用途で使っていたアダプタが手元にありました

3. バッテリーアダプタのフィッティング確認

試しにドリル底面にアダプタを当ててみると…… まさかの“ほぼぴったり”サイズ。 角を少し削ればいけそうなレベルで、これはもうやるしかないと改良計画を本格始動。

4. 本体分解と配線延長作業

リョービの電動ドリルドライバーは側面のネジ8本を外すだけで内部にアクセスできるシンプル構造。特殊ネジではなく普通の十字ネジなのもありがたいポイント。

さっそく内部を見ると、バッテリーとの接続はプラスとマイナスの2本だけ。本体とは何の通信もしていないので、配線はシンプルに電源供給だけでOK。ならばとこの配線をアダプタまで届くようにハンダ付けで延長し、絶縁のため熱収縮チューブをしっかり被せて保護します。ちなみに電動ドリルドライバーは動き出す時に大電流が流れるので、配線の太さは純正以上になる様に選択しときます。

電源線を延長しました

続いてアダプタ側の端子基板にもハンダ付けして、電気的な接続はこれで完了。

電気配線完了の図

5. アダプタ固定の加工と取り付け

事前の確認ではフィット感が良かったので、接着剤ではなく四隅に穴を開けてネジ&ナットで本体に固定することに。 ただしドリルは ”分解中” なので使えず、穴あけは古いハンダこてで代用しました。

バリを取って位置を合わせ、ネジ4本で本体と一体化。 これがまた驚くほどぴったりで、見た目も自然に仕上がりました。

若干ウエストサイズが違うけど良い感じ!

6. マキタバッテリーで動作テスト!結果は…?

本体を組み直し、ドキドキしながらマキタのバッテリーを装着してトリガーを引くと……

軽快な音とともに元気に回転!やったー!

バッテリーからモーター始動時の大電流がしっかり取れる様になったためか、コード付きで使っていた時よりも明らかに調子が良くなりましたよ。

ちょっと胴長だけどグラついたりしません

7. 唯一の欠点と、それでも満足できた理由

ひとつだけ不便になったのは、バッテリーが純正品ではないため本体が少し長くなり、収納ケースにバッテリーを付けたまま入らなくなったこと。

本体が長くなりすぎて、純正ケースにはいらないっす

ただ、外して収納すれば問題なし。予備バッテリーは別で持てばOKということで。

バッテリーを外して収納、2個目のバッテリーは別途

何より、20年以上前から使っている愛着ある工具が再びコードレスに復活したという事実が嬉しすぎて、もう大満足です。もっと早く気がつけば良かった。

※この記録はあくまで個人の備忘録です。分解や改良はリスクもあるので、本内容を参考にされる場合は、あくまでも自己責任でお願いします。

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