ソニー ICF-SW7600GR レビュー|分解・修理でわかった名機の魅力

修理

ソニーの短波ラジオといえば、7600シリーズを思い浮かべる人も多いはず。
その最終モデルとなる ICF-SW7600GR は、17年も作られ続けた超ロングセラー機です。
今回は中古で入手した個体を分解・整備しながら、その魅力や構造、修理ポイントをじっくり紹介します。
「ソニーのラジオが好き」「短波ラジオを整備してみたい」という人には特に楽しめる内容です。

Contents

  1. ICF-SW7600GRとは?ソニー最後の名機をざっくり紹介
  2. 今回入手した個体の状態と製造時期
  3. 分解してわかった内部構造と整備のしやすさ
  4. アンテナ交換・ボタン黄ばみ取りなどの修理内容
  5. LEDバックライトを白色化してみた
  6. 組み立て後のトラブルと原因
  7. ICF-SW7600GRの魅力と使い勝手
  8. まとめ:長く愛される理由と中古購入のポイント

1.ICF-SW7600GRとは?ソニー最後の名機をざっくり紹介

無線やラジオ好きにとって「ソニーのラジオ」って、やっぱり特別な存在ですよね。自分も子どもの頃からソニーのラジオが大好きで、中古で良さそうな個体を見つけるとついポチってしまいます。
今回手に入れたのは ICF-SW7600GR。7600シリーズの最終モデルで、なんと約17年も作られ続けたロングセラー機です。

ICF-SW7600GR。7600シリーズ最後の機種で、2018年頃まで17年ほど製造されていました

2.今回入手した個体の状態と製造時期

シリアルは「14***」から始まる番号で、比較的初期のロットっぽい感じ。
届いた状態はというと、ロッドアンテナ折れ・ボタン黄ばみ・動作未確認…という、なかなかのジャンク寄り。
でもそこはYo工房、整備すればまだまだ現役で使えます。

14***から始まる製造番号。比較的前期のもののようです

3.分解してわかった内部構造と整備のしやすさ

裏ブタのネジ5本を外すだけで内部にアクセスできて、基板もバーアンテナ4本とスピーカー線2本のハンダを外せば取り外しOK。

裏蓋を外した状態

これがバーアンテナからの接続線4本。これと比較的太いスピーカー線2本を外すだけで全バラできます


とにかく サービス性がめちゃくちゃ良い
前モデルの7600や7600Gと違って、表面実装の電解コンデンサが液漏れしていないのもポイントで、故障リスクが低めです。

4.ロッドアンテナ交換・ボタン黄ばみ取りなどの修理内容

折れていたロッドアンテナは交換、黄ばんでいたボタンは漂白してリフレッシュ。
内部のホコリも掃除して、見た目も中身もかなりキレイになりました。

5.LEDバックライトを白色化してみた

純正のバックライトは暗めの緑色だったので、今回は白色LEDに交換。
基板には丁寧にアノード・カソードの表示があって、時代を感じます。
抵抗値はそのままでも明るすぎず良い感じ。

表側からの写真。LEDが未だ貴重な時代だったのか、丁寧にAnodeとCathodeの表示があります

LEDバックライトのキバン面です。制限抵抗は明るめが好みなので、変更していません

6.組み立て後のトラブルと原因

「よし、完成!」と思ったら…音が出ない。
分解前は普通に動いていたので、どこかの接続不良を疑って再度チェック。
すると、基板同士をつないでいるフレキケーブルが抜けていました。
しっかり差し込んで再組み立てしたら無事復活!こういうミス、結構あるんです。

7.ICF-SW7600GRの魅力と使い勝手

同期検波やワールドバンド対応など、当時としてはかなり高機能。
受信感度も良く、今でも十分楽しめる名機です。
出張が減って持ち歩く機会は少なくなりましたが、久しぶりに触るとやっぱり楽しいですね。

8.まとめ:長く愛される理由と中古購入のポイント

整備性が高く、部品交換もしやすいので中古でも手を出しやすいモデル。
状態の良い個体は減ってきていますが、しっかり整備すればまだまだ現役で使えます。
ソニーのラジオが好きな人には、ぜひ一度触ってほしい一台です。

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