EcoFlow Delta3 1000 Airって、スペック上は「960Wh」って書いてあるけど、実際どれくらい使えるの?
気になったので、抵抗負荷を使ってフル放電テストをやってみました。結果は…かなり優秀!実際の数値やテスト方法をまとめて紹介します。
Contents
- EcoFlow Delta3 1000 Airをテストした理由
- 今回使ったテスト機材
- USB-Cから電源を取った理由
- 実際の接続方法と注意点
- フル放電テストの結果
- 実容量を計算してみた
- 実容量が89%になってしまう理由
- 使ってみて感じたこと(温度・運用面)
- まとめ:Delta3 1000 Airは実容量も優秀
1. EcoFlow Delta3 1000 Airをテストした理由
最近ゲットした「EcoFlow Delta3 1000 Air」。スペック上の容量は960Whだけど、実際にどれくらい使えるのか気になったので、自分でフル放電テストをしてみました。

EcoFlow Delta3 1000 Airです
2. 今回使ったテスト機材
テストに使ったのは 通販で買える以下のアイテムたち。
- 50W / 10Ω のメタルクラッド抵抗(4個セット)

4個セットでした
金色でちょっとかっこいい

メタルクラッド抵抗 50W 10Ω 巻線 抵抗器 ネジ穴付き 真空管アンプ ダミーロード ハイフラ防止 LED アルミニウム 4個
- USB-C PD トリガーボード(12V出力を固定するため)

スイッチの設定で、5、9、12、15、20Vのいずれかを取り出せます。
- 電圧・電流計(2種類)

こちらは常に電流と電圧が表示されるタイプ

もう1つは1秒ごとくらいに表示が切り替わるタイプ
いずれも手軽に揃えられるものばかりです。
3. USB-Cから電源を取った理由
Delta3 1000 Airにはコスト削減の影響か、シガーソケットがないので、どこから電源を取るか少し迷いました。
結局前面の USB-C 端子が 18W 出せるので、今回はここから12Vを取り出す方式にしています。
4. 実際の接続方法と注意点
USB-PDトリガーで12Vを固定し、10Ωの抵抗につないで負荷をかけます。
12Vで10Ωなら電流は約1.2A、消費電力は14.4W。18W出力でも余裕があるので問題なし。

接続はシンプルですね。私はしょっちゅうこの手のことをしているので、キボシ端子で確実に接続できる様にしています
ただし抵抗はかなり熱くなるので、ファンやヒートシンクがあると安心です。
5. フル放電テストの結果
バッテリーを100%まで充電して、いざテスト開始!
50W抵抗なので余裕かと思いきや、やっぱり結構熱くなります。
結果はなんと! 65時間9分 も動作しました。
| 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | |||||||||
| 10:21 | 16:21 | 22:17 | 4:17 | 10:21 | 16:21 | 22:21 | 4:21 | 10:21 | 16:21 | 22:21 | 3:30 | |
| 電圧(V) | 12.2 | |||||||||||
| 電流(A) | 1.07 | |||||||||||
| W | 13.054 | |||||||||||
| % | 100 | 91 | 82 | 72 | 62 | 53 | 43 | 33 | 23 | 14 | 5 | 0 |
6. 実容量を計算してみた
バッテリーの公称電圧が9.6Vなので、DC出力に対し昇圧回路が入っているので、実験中終始電圧と電流は一定でした。
なので計算式はとてもシンプルで、こんな感じ:
13.054W × 65.15時間 = 約850Wh
スペック960Whに対して、実際に使えたのは 約89%。
これはかなり優秀な数字です。
7. 実容量が89%になってしまう理由
ポータブル電源の内部バッテリーは9.6Vですが、実際に使うときは12Vに昇圧されます。
その変換ロスやBMS、本体回路、配線の熱などで少しずつ電力が失われます。
一般的には10〜20%のロスが普通と言われているので、89%(即ちロスは11%)はむしろ良い方かと。
8. 使ってみて感じたこと(温度・運用面)
冬場のテストでしたが、抵抗はかなり熱くなりました。但し本体はそれ程熱くはならず、熱が気になるシーンはありませんでした。本機種は横向きでも使用可能とされていますが、大電流を使うと内蔵冷却ファンが動き出すので、車中泊やキャンプで使うときは、放熱を妨げないように熱対策や置き場所に気をつけた方が良さそうです。
春になったらもっといろいろ試してみたいと思っています。
9. まとめ:Delta3 1000 Airは実容量も優秀
実測850Whという結果で、スペック比89%はかなり優秀。
軽量モデルながら実用性は高く、災害対策やアウトドア用途でも安心して使えるポータブル電源だと感じました。



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